草木図譜 ハイドゥン(カイドウツバキ)


ハイドゥンはカイドウ(海棠)の意味で、ベトナムではテト(旧正月)を祝う花。花は直径・長さともに6〜7pとさほど大きくはないが、花弁が厚く、また花弁数が多いのでボリューム感がある。和菓子を思わせるような質感。ハイドゥンはツバキ(ヤブツバキ)との交配が可能で、いくつかの交配種が作られている。私も2007年春にヤブツバキの園芸品種を母木とし、ハイドゥンを父木とした交配を行い、いくつかの種子を得た。現在育苗中。2009年春にはハイドゥンを母木とし、ヤブツバキの園芸品種を父木とした交配でも結実した(下の写真)。どちらを母木としてもよく結実するようだ
ハイドゥンの果実。この時点での果実の長さは約5cm。2009.10.13撮影
鋭意制作中

ハイドゥン カイドウツバキ(海棠椿) ハイドゥーン ベトナムツバキ
*参照→ツバキ属の交配種
学 名 Camellia amplexicaulis (Pitard) Cohen Stuart
分 類 ツバキ科ツバキ属
原 産 ベトナム北部
タイプ 常緑樹
栽 培 水はけのよい土に植え、日当たりのよい場所で栽培する。開花期は11〜4月。接ぎ木された苗が出回るので、ツバキ同様、赤玉土・鹿沼土・日向土・桐生砂のうちの数種を混ぜた用土を用いる。安全な最低越冬温度は5℃前後。0℃前後にも耐えるが、蕾は傷む。高温乾燥条件では蕾が落ちる。栽培は容易
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